慰謝料を請求する流れ

不倫(不貞)や浮気をされて慰謝料請求をしたい場合、実際に手続がどのような流れで進むのかイメージがわかないという方も多いと思われます。そこで、実際に慰謝料請求について弁護士にご相談いただいてから慰謝料を回収するまでの流れについて、以下で詳しく説明します。

なお、当事務所では、大量の事件を画一的に処理するのではなく、ご依頼者様の個々の事情に合わせた解決を重要な方針としておりますので、必ずしもすべてのケースで同様の流れになるとは限りませんが、もっとも典型的な流れとして参考にしていただければと思います。

 

不倫慰謝料請求に必要な調査

弁護士に相談いただく前でも後でも良いのですが、不倫慰謝料請求をするためにはご依頼者様に必ずしてもらわなければならないことがあります。それは、不倫を裏付ける証拠の収集と、不倫相手の氏名などの調査です。

 

不倫を裏付ける証拠の収集

不倫を裏付ける証拠というのは、例えば興信所(探偵事務所)に依頼して取得した不倫現場の写真などが典型的です。特に、相手の自宅に宿泊していることがわかる写真や、ラブホテルに2人で入室する瞬間の写真などは非常に有力な証拠となります。

このほか、性的関係をうかがわせるような内容のLINEやメールのメッセージなどがあれば、写真を撮っておくとよいでしょう。

 

不倫相手の氏名などの調査

夫や妻が不倫をしていることが明らかであっても、不倫相手の氏名や住所など身元を特定する情報がわからないと、実際に慰謝料請求をすることが困難になることがあります。

もっとも、はっきりと氏名や住所が判明しなくても請求ができる場合もありますので、弁護士にご相談いただければと思います。例えば、不倫相手の勤務先だけでもわかっている場合には、勤務先に書類を送ることもできます。

このほか、電話番号などから氏名や住所が割り出せることもあります。多少でも手掛かりがあるようでしたら、あきらめずに一度ご相談ください。

慰謝料を請求する流れ

弁護士に相談する

ある程度の証拠が集まった段階で、弁護士に相談するのがベストです。弁護士は証拠を確認させていただき、どの程度の慰謝料を請求できるか、また交渉の方針などをご提案します。弁護士費用や弁護士の提案した方針に納得いただいた場合には、弁護士に不倫慰謝料請求の交渉を正式にご依頼ください。

慰謝料を請求する流れ

弁護士から相手に不倫慰謝料請求をする

ご依頼いただき着手金をお支払いいただきましたら、いよいよ弁護士が慰謝料請求のための業務に着手いたします。当事務所では、基本的にスピード解決がご依頼者様にとって最善と考えています。したがって、証拠が揃っているケースに関してはご依頼後すぐに不倫相手に対して慰謝料を請求する通知書を送付します。

なお、相手に対する慰謝料請求は基本的に書面で行っています。これは、交渉が決裂して裁判に移行する際に証拠とする意味もあります。また、口頭で請求するより書面でやりとりをする方が、相手にプレッシャーを与えやすいということも理由の一つです。

慰謝料を請求する流れ

相手と示談交渉をする

弁護士が相手に書面を送った後、相手から何らかのリアクションがあれば示談交渉を開始します。示談交渉では、たいてい相手から減額や支払い免除を求められます。また、相手に慰謝料を支払うだけの預貯金や収入が無い場合には、相手から分割払いの交渉を受けることもあります。

示談交渉は、基本的にはそのケースが裁判となった場合に認められるだろう慰謝料額を参考にして交渉します。したがって、裁判で認められる慰謝料の相場から大きくかけ離れた金額しか相手が提示して来ず、不倫慰謝料請求をする側として到底納得できる内容でない場合には、早めに示談交渉を打ち切って裁判で請求した方が得策ということがあります。このあたりの判断は、弁護士がご依頼者様とも相談しながら進めていくことになります。

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合意に達したら示談書を作成する

示談交渉で相手との間で合意に達した場合には、合意内容をまとめた示談書を作成し、双方が記名・捺印をします。なお、口頭での合意も法律上は有効なのですが、後から「言った言わない」のトラブルになる可能性が高いので、必ず書面に残します。

また、示談書を作成する場合には、公正証書としておくことがおすすめです。公正証書は相手が慰謝料を合意内容どおりに支払わなかった場合には、裁判を起こさずただちに相手の給料や預貯金の差押えができる特別の条項を入れることができるためです。特に、慰謝料を分割払いとするような場合には公正証書の作成が必須といえます。

なお、公正証書を作成する場合には公証役場に出向く必要がありますが、弁護士にご依頼いただいている場合には公正証書の作成を含めてお任せいただけます。

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慰謝料を回収する

示談書の作成後、示談書で定めた期日までに慰謝料の支払いを受けます。万が一、期日までに支払いがない場合には、すぐに督促などを行います。それでも支払わない場合には公正証書であれば給与等を差し押さえる必要があります。差押えの手続についても、弁護士が対応いたしますのでご安心ください。

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示談交渉が決裂した場合

不倫慰謝料の示談交渉に関しては、相手がまったく交渉に応じなかったり書面を無視したりするケースが残念ながらあり得ます。このような場合には、示談交渉を打ち切りすぐに裁判を起こした方が良いでしょう。

証拠が揃っている場合には、勝訴判決が得られる可能性が高く、判決に基づいて強制執行をすることもできるためです。また、裁判まで起こすと相手がこれまでの態度を変えて示談交渉に応じてくることもあります(裁判を起こした場合でも和解をすることができます)。

不倫慰謝料請求については、裁判となった場合も見据えて抜け目なく示談交渉をすることが重要です。したがって、不倫慰謝料請求に関しては慰謝料請求の経験が豊富な弁護士が行った方がご依頼者様にとって有利な条件を引き出せることが多いといえます。不倫慰謝料請求を検討されている場合には、是非お気軽に弁護士にご相談ください。

 

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