慰謝料を請求されたときの流れ

不倫による慰謝料請求はたいていの場合に突然やってきます。このため、どのように解決してよいかわからず不安に感じる方が多いと思います。かといって、請求を放置すると勤務先に連絡をされたり、裁判を起こされたりすることがありますので、適切に対処することが大切です。そこで、不倫慰謝料請求をされた場合の解決までの流れについて解説します。

 

相手からの請求を把握する

まず重要となるのが、相手がどのような請求をしてきているかということです。具体的には、以下の点がポイントとなります。

  • 請求額がいくらか
  • 請求方法は内容証明郵便などの書面かメールや電話か
  • 相手は弁護士を立てているか

特に、請求方法は重要です。例えば内容証明郵便で書面を送ってきているような場合や書面を弁護士が作成しているような場合には、請求に応じない場合には裁判を起こされる可能性が高いので、請求を受けた側としては早めに対応方法を考えなくてはなりません。

このほか、相手が不倫慰謝料の支払期限を設定してくることがあります。この期限までに支払わなければならないと不安に感じる方も多いのですが、相手が一方的に設定している期限に過ぎないため期限までに支払わなかったからといって不利になることは通常ありません。ただ、支払いはしないまでも、その期限を目安に、相手に対して何らかの回答はしておいた方がよいでしょう。

なお、相手から指定の場所に来るように請求を受けるケースがありますが、身の危険があるため基本的に応じるべきではありません。また、勤務先や知人・友人に連絡すると脅すなど、請求がエスカレートしている場合には、早急に弁護士に相談し対応を依頼した方がよいことが多いでしょう。

慰謝料を請求されたときの流れ

対応方針を検討する

不倫慰謝料請求を受けた場合には、すぐに対応方針を検討する必要があります。対応方針とは主に、慰謝料を支払うべきか、支払う場合に金額はいくらが妥当か、ということです。

そもそも不倫をしていた事実がないにもかかわらず、相手が誤解して慰謝料請求をしてくることもあります。例えば、会社の同僚から仕事の相談を持ち掛けられて二人で食事に行っただけ、というような場合です。この場合には、不倫慰謝料を支払う必要はありません。

また、実際に不倫関係にあった場合でも、支払うべき金額は個々の事情に応じて検討する必要があります。裁判で認められる不倫慰謝料の相場は50万円~300万円ですが、不倫の期間や不倫相手との子供の有無、結婚の期間、不倫が原因で離婚に至ったかなどの事情により金額は大きく左右されます。したがって、裁判例を分析した上で、一人一人の事情に応じて妥当な慰謝料額をはじき出すことになります。

慰謝料を請求されたときの流れ

相手との交渉等

対応方針が決まったら、相手との交渉のスタートです。交渉は、直接相手との間で行うこともありますが、相手の考え次第では裁判所の調停などで話し合われることもあります。

交渉の場では、不倫慰謝料の減額事由となる様々な事情を主張しながら減額交渉を進めます。この減額事由は過去の膨大な裁判例などの分析によって導き出されます。したがって、ご相談者それぞれの事情ごとにどのような事情を主張する必要があるかが変わってきます。この減額事由を適切に導き出して主張できるかが弁護士の腕の見せ所といえます。

慰謝料を請求されたときの流れ

解決

相手との交渉がまとまった場合には、合意書を作成して解決となります。不倫慰謝料を請求された側は、合意書の内容にしたがって慰謝料を支払います。また、裁判で不倫慰謝料を争われた場合には、裁判所による判決により解決となることもあります。

 

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